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【レビュー】『オクトパストラベラー』戦略的なバトルやジョブらしいストーリーなど魅力いっぱいのドットRPG!

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弱点を突いてブレイク!

どうも、ふう(@huu_twi)です!

発売からかなり経ってますが「オクトパストラベラー」をプレイしたのでレビューしますー。

ドット絵のRPGということで、発売前から興味はあったんですけどやらなかったんですよね。

……たしかフィールドコマンドのデメリットがこわいからとかそんな理由だった。

オクトラってどんなゲーム?
オクトラはこんなゲーム
  • 8人の主人公の物語をどんな順番でも進められる、自由度の高いドット絵RPG!
  • ブレイク、ブーストといったシステムにより戦略性が高いコマンドバトル!
  • 町の人からアイテムや情報を入手したり、連れ回したり、戦ってみたり……

製品版に引き継げる体験版あり

ジャンルRPG
発売日2018年7月13日
プラットフォームSwitch、PC、Xbox One
公式サイトhttps://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler/

switch本体の録画機能が使えないよ!

プレイ時間:約134時間

  • メインストーリークリア、サブストーリー全クリア

ストーリーも戦闘もフィールドコマンドも楽しかったー!

パーティーチャット全部見るの大変

目次

好きなところ・面白かったところ

ふうが「好きだな、面白いな」と思ったのはこんなところです。

それぞれのジョブらしいキャラとストーリー!

石に価値を見出すトレサ
商人の意地が行動する理由

8人の主人公の性格や信念、それぞれのストーリーの展開が、そのジョブらしいものが多くて好きでした!

えーっと……ジョブってシステム面でもあり、そのキャラの仕事でもあるんですけど、そのジョブだからこそのキャラやストーリーだったといいますか。

たとえば、商人のトレサは目利きが得意で、何事も商売に繋げてしまうなど商人らしい性格をしていて、ストーリーも商売や物の価値についてだったり。

サイラスにとって知識を得ることは一番楽しいこと
消えた本

学者のサイラスの場合は知識欲が強く、何か説明を始めると長話になりがちで、ストーリーは謎解きや知識が中心、みたいな。

……ネタバレになるのであんまり言えないですけどそんな感じ!

また、主人公たちは町の人々に対して固有の行動ができる「フィールドコマンド」を使えるのですが、これをストーリーでもたびたび使います。

で、これがここぞといったタイミングで入ってくることがあるんですよ……!

馴染んだシステムがストーリーと噛み合って、相乗効果で興奮しちゃいました!

ジョブもそうなんですけど、システムとストーリーがうまく合わさってるの好きー……。

そして、それぞれのストーリーを補完&まとめるとあるサブストーリーもよかったです!

そうか、そういうことだったのか…!!

戦略性が高く考えがいのあるコマンドバトル!

バトル画面

多彩な効果のアビリティや、独自システムの「ブレイク」「ブースト」を駆使して戦う戦闘が楽しかったー!

基本的には全員が1ターンに1回ずつ行動するタイプのコマンドバトルなんですが、それらのおかげで戦略性が高く、爽快感もあるんですよ!

戦闘の流れ
  • 弱点を突いてシールドポイントを削る
  • シールドポイントを0にしてブレイク
  • ブーストで火力アップして攻撃!

こんな感じの流れを繰り返して戦うので、ただ攻撃するだけにならないんですよね。

まず弱点を見つけないと始まらないので、いろんな武器や属性アビリティを試してみたり、アビリティで調べてみたり。

弱点はだいたい複数あるので見つけやすく、見つけた弱点は表示され続けるのでストレスもかからず快適です!

弱点を突いてブレイク!

そんな感じで弱点を突き続けて敵のシールドポイントが0になるとブレイク!

ブレイク状態にすると、そのターンと次のターンの行動を封じることができたり、防御力がダウンしたりと、攻撃面でも防御面でも有利な状況をつくれます。

そして……

BPを消費してブースト!

ターン経過でたまったBPを消費してブースト!

攻撃回数やダメージをアップできるので、大ダメージを与えられるんです!爽快!

このブーストは、素早くブレイクさせたい時やバフ・デバフを長く付与したい時などにも使えるので、そこでも頭を使うのが楽しいのです。

主人公たちはジョブに応じた武器やアビリティを使えますが、中盤からはもう一つジョブを自由にセットできるようになるのも面白いポイント。

どのジョブにするか、どのアビリティを習得するかで、できることが変わるんですよね。

この考えがいのあるところと自由さがよかったです。

見た目が変わるのはあんまり好きじゃないんだけどねー

フィールドコマンドと解決策を考えるのが楽しいサブストーリー

町の人に使うフィールドコマンドを選択

町の人々に対して使う「フィールドコマンド」と、それを使ってクリアする「サブストーリー」もよかったです!

フィールドコマンドはキャラによって違って、町の人々からアイテムを入手したり、情報を入手したり、連れ回せたり、戦いを挑んだりできる一風変わったシステムなんですよね。

失敗するとデメリットがあるものもあって、これが発売当時にやらなかった理由だったんですが……。

デメリット、こんな程度だったんですよね。

  • 同じ町で5回失敗するとフィールドコマンドが使えなくなる
  • バーテンダーにお金を払えば元に戻る

しかも成功確率100%なら絶対に失敗しないし、なんならロードすればいいし。

最初は「盗む」とか罪悪感すごかったんですが、そのうち新しい町に着くたびに片っ端から盗むようになってました!

たのし~い!

大悪党だぁ…

で、そんなフィールドコマンドを使いこなして町の人々の困りごとを解決するのがサブストーリー。

ある男に婚約を迫られて困っている女性

誰に対してどのフィールドコマンドを使えばいいのか、考えるのが楽しかった!

以前訪れた町で聞いた話と結びついて、あの人だー!って思い出せると興奮するー。

自由な旅路と快適な移動手段

目的地がバラバラな仲間たち

誰から始めるか、誰から仲間にするか、誰のストーリーから進めるか。

どこに行って何をするかを自由に決められるところ、けっこう好きでした。

その気になれば、強い敵が出現するフィールド突っ切って先の町に行けたりもするんですよねー。

そのエリアに出現する敵のレベルが表示されるから、知らずに入ったらやられたってならないところが親切で◎。

ふうはあんまり冒険とかしないタイプなのでそのレベルに沿って進みましたが……それでも自分だけの体験って感じがしました。

商人トレサでスタートして、北回りで仲間にしていったー

あと、その自由な旅路を快適にするファストトラベル最高!

コブルストンに移動しますか?

なんと、メニューを開けば、どこからでも一度訪れたことがある町や村に瞬間移動できるというとんでも機能なんですよ!

用事が終わったら、フィールドからでもダンジョンからでもぱぱっと帰ってこれるー。

全体的に音楽が良い

バトル曲、フィールドの曲、ダンジョンの曲、キャラのテーマ曲……全体的に好きな曲が多かった!

耳に馴染みやすかった気がします、メロディがハッキリしてるのかな。

とくに良かったと思うのが、ボス戦に入った時の音楽の流れ!

ボス戦の前は毎回キャラごとに専用の曲が流れるのですが、ボス戦に入ると、その曲の雰囲気を残しつつボス戦の曲にスムーズに移行するんですよ!

ボス戦前の専用の曲があるのも凝ってますが、わざわざ繋ぎを用意しているのすごいなって思いました。

キャラ別にテーマ曲があることや、地方によってフィールドなどの曲が違うことも雰囲気が変わってよかったー。

サントラ買ったよ~!

気になったところ・合わなかったところ

ふうが「気になるな、合わないな」と思ったのはこんなところです。

パーティーチャットの発生条件が厳しすぎる

トレサ第2章のパーティーチャット

メインストーリーではキャラたちが会話する「パーティーチャット」というものが発生するんですが、これの発生条件が厳しすぎます。

全部見ようとすると、話が進むたびに酒場でパーティーを入れ替えて特定のマップに移動して……ってしないといけなくなる。

その理由は以下のとおりです。

①会話に参加するキャラがパーティーにいないと発生しない

当たり前といえば当たり前なんですけど、会話するキャラがパーティーにいないと発生しません。

このゲームでは、パーティーにいれることができるのは4人までで、それ以外の4人は酒場で待機してるんですよね。

つまり、パーティーのキャラと待機キャラを入れ替える手間が発生するわけです。

②特定のイベントとイベントの間のみ発生する

会話ごとにどのイベントの後に発生するか決まっていて、次のイベントを起こしてしまうと見られなくなってしまいます。

見られる期間がめちゃくちゃ短いんですよね……。

ダンジョン攻略中やパーティー変更できない期間でも発生するので、わざわざ戻ったりあらかじめパーティーにいれておいたりしないといけないという。

③発生するマップが決まっている

基本的に、前のイベントが終わって自由に行動できるようになった時にいるマップでのみ会話が発生します。

つまり、酒場でパーティー変更してからそのマップに戻って……ってする必要があるんですよね。

ひと手間増える。

キャラがいないといけない、会話の内容が特定のタイミングしかないっていうことでこんな仕様になる理由はわかるんですけどね……。

さすがにちょっとキツかった。

あとストーリーと同じく見返せたらよかったのになー

パーティー編成の自由が阻害される

パーティーチャットのところでも触れましたが、パーティーにいれられるのは4人までで、残りの4人は酒場で待機します。

好きなパーティーを組みたいところですが、それを阻害する2つの要素がすこし気になりました。

最初に選んだキャラは外せない
主人公は外せない

ゲームスタート時に誰から始めるか選ぶのですが、そこで選んだキャラは自身のメインストーリーをクリアするまでパーティーから外せません。

そのキャラ=自分だからって理由なのかもしれませんが、とくに支障があるわけでもないし、外せてもよかったと思うんだけど……。

そんなわけで、最初に選ぶキャラは慎重に考えないと後悔するかも。

紫の宝箱はテリオンがいないと開けられない
テリオンがいないと開けられない

あちこちにある紫の宝箱を開けられるのは盗賊のテリオンだけです。

とくにダンジョンで見かけることが多いため、再度来る手間を考えるとほぼパーティーから外せなくなります。

他の解錠方法があればよかったのになあ。消費アイテムの鍵で開けられる、とか。

……まあ、ふうの場合、最初に選んだトレサもテリオンもパーティーにいれたい方だったので、そこまで不満はなかったんですけど。

ストーリー進行中のキャラも外せないけどそれは当然だからいい

突然フルボイスになるので飛ばしてしまう

このゲームはパートボイスとフルボイスが混ざってるんですが、イベントの途中でいきなりパートボイスからフルボイスに切り替わることがあるんです。

それがとつぜんすぎて、気付かなくて飛ばしてしまうことが何度かあって……。

細かいところですけども、やっぱちゃんと聞きたいんですよ。

せめてイベントごと、いやむしろ連続しているイベントはすべてどちらかにまとめておいてほしかった。

装備変更がちょっと不便

他のキャラが装備中の剣

これも細かいところなんですが、装備変更の仕様がちょっとだけ不便。

具体的には、誰かが装備しているものを他のキャラが装備できないというところですね。

わざわざ装備しているキャラから外してから改めて装備しないといけないというのが、面倒くさかった。

バトルジョブは他のキャラのジョブを奪って変更できるのに、どうして装備はこんな仕様なんだろう……?

まとめ

こんな人におすすめ!
  • RPGが好き!
  • コマンドバトルが好き!
  • ドット絵が好き!
  • 自由度の高いゲームが好き!

ドット絵で戦略性の高いコマンドバトルときたら、好きにならないわけがなかった!

やってなかったのがもったいない。すごく楽しかったー!

二周目やろーっと!

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