どうも、ふう（＠huu_twi）です！
「オクトパストラベラー」の酒場で発生する「パーティーチャット」の発生条件についてまとめてみました。
見返せないので会話集も。
酒場のパーティーチャットの発生条件
酒場のパーティーチャットは誰かのメインストーリーをクリアすると発生するようになり、酒場に入ると再生できます。
メインストーリーをクリアするのはどのキャラでもOKです。
全部で20種あり、それぞれのパーティーチャットに登場するキャラ全員がパーティーにいるか酒場に立っていると発生します。
酒場のパーティーチャットを見るととしばらく発生しなくなるので、時々酒場に寄りながらプレイするといいです。
キャラの組み合わせ一覧
パーティーチャットが発生するキャラの組み合わせ一覧です。
| 人数 | 必要キャラ |
|---|---|
| 3人 | オフィーリア、サイラス、トレサ |
| オフィーリア、サイラス、ハンイット | |
| オフィーリア、トレサ、アーフェン | |
| オフィーリア、オルベリク、アーフェン | |
| オフィーリア、オルベリク、テリオン | |
| オフィーリア、テリオン、ハンイット | |
| サイラス、トレサ、オルベリク | |
| サイラス、オルベリク、テリオン | |
| サイラス、プリムロゼ、テリオン | |
| サイラス、プリムロゼ、ハンイット | |
| トレサ、オルベリク、プリムロゼ | |
| トレサ、プリムロゼ、ハンイット | |
| トレサ、アーフェン、ハンイット | |
| オルベリク、プリムロゼ、アーフェン | |
| プリムロゼ、アーフェン、テリオン | |
| アーフェン、テリオン、ハンイット | |
| 4人 | オフィーリア、トレサ、オルベリク、アーフェン |
| オフィーリア、トレサ、プリムロゼ、ハンイット | |
| サイラス、オルベリク、アーフェン、テリオン | |
| サイラス、プリムロゼ、テリオン、ハンイット |
酒場のパーティーチャット会話集
酒場のパーティーチャット全20種の会話集です。
オフィーリア+サイラス+トレサ
オフィーリア
お２人とも、どうされたんですか？
それは……カード？
サイラス
ああ、これから
一勝負をしようと思ってね
トレサ
オフィーリアさんも
一緒にやろうよ！
オフィーリア
面白そうですね。あ、でも……
わたしはルールを知りませんし……
サイラス
大丈夫、ルールは教えるよ
軽い息抜きだと思えばいい
オフィーリア
そ、そうですか？
でしたら、お言葉に甘えて——
トレサ
（——そう、ゲームが始まるまでは
軽い息抜きのつもりだったんです）
（しかし、サイラス先生もあたしも
思い知ることになるのです……）
サイラス
（……剣の８の３枚重ねだ
悪くない手だ）
（トレサ君は
顔によく出るからわかりやすい）
（問題はオフィーリア君だ……）
オフィーリア
ふふ……
サイラス
（常に笑顔で思考が読めない……！
こんなポーカーフェイスがあるとは！）
トレサ
あたしの手は
剣の３と杯の５で２揃えだよ
サイラス
私は、剣の８の３枚重ねだ……が？
オフィーリア
ふふっ——
杖の６の４枚重ねです
トレサ
すごい！
またオフィーリアさんの勝ち！？
サイラス
本当に強いな
オフィーリア君は……
オフィーリア
ふふっ、これも聖火のお導きです
サイラス
なるほど
欲に溺れず、自然体が一番というわけか
トレサ
自然体、自然体だね！？
むむむむ……！
サイラス
やれやれ、自然体どころか
欲望がむき出しじゃないか……
オフィーリア+サイラス+ハンイット
サイラス
これは……お、揚げパンか
……うん、うまい！ とても美味だ
さっくりとした噛み心地にこの甘み
……中身は野いちごのジャムか
オフィーリア
……美味しい！
すごいです、ハンイットさん
ハンイット
そう、満足してもらえたならうれしい
作ったかいがあった
サイラス
おお、これはキミが作ったのかい！？
ハンイット
なんだ、その意外そうな顔は……
良いローズヒップのジャムが
手に入ったのでな
酒場の店主に頼んで厨房を借りてな
……口にあったようで良かった
オフィーリア
わたしも料理の練習をしたいと
思っていたのですが……
ハンイット
わたしで良ければ教えようか？
オフィーリア
本当ですか！？
ぜひ！
サイラス
この揚げパンの名前は
なんて言うんだい？
ハンイット
クラップフェンだ
わたしの故郷ではよくある揚げ菓子だ
サイラス
……キミが料理が得意とは
正直、思ってもみなかったよ
ハンイット
なにを言う、狩人は狩りのために
何日も森に入ることだってある
そうなると食事は自分で用意する
それが高じて、凝ってしまっただけだ
サイラス
必要に迫られて憶えた、か
なるほど、理にかなっているね
ハンイット
しかし、他人に美味しいと言われると
作った甲斐があるな
今度は狩りで取ってきた肉を使って
煮込み料理を作ってみよう
それから……
オフィーリア
（ふふふっ
ハンイットさん、すごく楽しそう）
オフィーリア+トレサ+アーフェン
トレサ
うーん……困ったな
オフィーリア
どうされたのですか？
トレサさん
トレサ
見てよ、オフィーリアさん
肌にできものが……
ここんとこ手入れを怠ったから
……油断したなぁ
オフィーリア
まあ……じつはわたしも
髪が痛んでしまって……
旅をしていると、入浴や睡眠も
疎かになりがちですからね
トレサ
はあ……女の子には
旅も考えものよねぇ
オフィーリア
ううう……
アーフェン
……ゴホン
お悩みだな、お嬢さんたち？
トレサ
あ、薬師のおじさん
アーフェン
誰がおじさんだよ！？
トレサ
冗談よ、アーフェン
どうしたの？
オフィーリア
うふふ……
何かお持ちのようですが？
アーフェン
へへへ、これはな……
“ウツクシ草”！！
……美容に効く薬草だ！
トレサ
！！
オフィーリア
！！
アーフェン
この薬草を肌に塗れば
絹みたいにキメ細やかに……
髪に溶かせば、葦みたいに
しなやかになるのさ！
オフィーリア
まあ……
そんな素敵な薬が……！
トレサ
こんな品を待ってたわ……
見直した、アーフェン！
アーフェン
へへ、まあな
トレサ
ところで、肝心の代金だけど
……こんなところでどう？
アーフェン
ん？ お代はいらねえよ
世話になってるし
トレサ
あ、あんたって人は……
オフィーリア
ああ、後光が見えます……
オフィーリア+オルベリク+アーフェン
オルベリク
さっきまで、人が集まっていたようだが
何かあったのか？
アーフェン
なんでも結婚式の行列らしいぜ
オフィーリア
結婚式ですか……わたしも何度か
お手伝いしたことがあります
オルベリク
そういえば冠婚葬祭は
聖火教会が仕切ることが多いな
オフィーリア
はい、結婚式はその中でも
特に華やかなものです
新郎と新婦は司祭の立ち合いの下で
１２本の蝋燭を吹き消していきます
アーフェン
あれって十二神への誓いだったっけ？
オフィーリア
そうですね
地方によって誓いの内容は変わりますが
新郎新婦の前途に立ち塞がる苦難に
共に立ち向かうかと神々は問われます
新郎新婦は共に立ち向かうことを誓い
一緒に蝋燭の火を吹き消すのです
アーフェン
ああ、あれって風がかからないように
白い布で壁を作るんだよな
オフィーリア
未婚の女性が持つのがしきたりですね
あれにも意味があるんですよ？
オルベリク
ほう、それは知らなかった
どういう意味だ？
オフィーリア
誓いをさせまいとあの世から
悪しき風が吹くから、と言われています
白い布はあの世とこの世の境界であり
わたしたちを守る神々の慈悲なのです
アーフェン
へぇ、そんな理由があったのか
オフィーリア
ふふっ、お２人も結婚されるなら
ぜひ、ご相談くださいっ
アーフェン
あ、うん……
オルベリク
その予定が、できたらな……
オフィーリア+オルベリク+テリオン
オフィーリア
オルベリクさんは普段から
どのような稽古をされているのですか？
オルベリク
剣の素振りや体の鍛錬が中心だな
何事も基本を疎かにしてはいけない
日々の精進が、いざという時の力になる
テリオン
……またお堅い考え方だな
オフィーリア
テリオンさんは
稽古はなさらないのですか？
テリオン
俺は実践派だからな
こつこつやるのは性に合わない——
オルベリク
なるほどな……そうだ、ちょうどいい
テリオン、お前も稽古に付き合え
テリオン
……おい、人の話は聞け
オルベリク
（……稽古をしないというのは嘘だろう
こいつの身のこなしは鍛錬のたまもの）
（努力している姿は見せない
そういうところなのだろうが——）
テリオン
俺は——
オフィーリア
良いじゃありませんか！
一緒に稽古いたしましょう
きっと、１人より２人の方が
２人より３人の方が楽しいですよ
テリオン
…………
……わかった、わかった
少しだからな？
オフィーリア
はいっ！
オルベリク
ふっ、それでは外に出て
稽古を始めるとしよう
オフィーリア+テリオン+ハンイット
テリオン
……ハンイット
そのペンダントはなんだ？
ハンイット
これは両親の形見の指輪でな
狩りや食事の前に撫でる癖がある
どちらかと言えば験担ぎだな
最初の狩りでこうしたら成功した
それ以来、こうするようになった
テリオン
……狩人も運不運が常について回る
験のひとつも担ごうってものか
オフィーリア
なるほど、そういうものなら
わたしにもありますよ
テリオン
……聖火に祈る、とかじゃないのか？
オフィーリア
いえ、少し違います
毎朝、聖典を読んだ後に
今日も良い日でありますようにって
願いを込めながら
読んだページに栞を挟みます
その栞も秘密の場所で摘んだ花を
押し花にしたものなんです
ハンイット
それは素敵な験担ぎだ
良い日が続くといいな
オフィーリア
はいっ
……テリオンさんは
そういうのはあるのですか？
テリオン
……ああ
盗賊も運不運に左右されるからな
ハンイット
ほう、たとえば？
テリオン
盗みに入る時は必ず右足から踏み入る
入り口の鍵開けの時は軽くノックする
人物画とは絶対に視線を合わせない
子供の貯金箱には手をつけない——
ハンイット
待て待て、どれだけあるんだ！？
テリオン
験を担ぐだけで盗みに成功するなら
なんだってやるさ……
オフィーリア
意外にそういうのを
気になさるんですね……
サイラス+トレサ+オルベリク
トレサ
うう～
サイラス
どうかしたのかな？ トレサ君
トレサ
さっき、おばけの話を聞かされたの
あたし、おばけって苦手なのよ……
サイラス
それはまた、可愛らしいね
トレサ
他にも、雷の音とか、借金とか……
オルベリク
最後の借金で台無しだな……
トレサ
む！ ならオルベリクさんは！？
サイラス
かの剛剣の騎士の苦手なものか
確かに興味深いね
オルベリク
俺はどうにも泳ぎが苦手でな……
トレサ
へぇ、意外だね
体を動かすことは得意だと思ってた
オルベリク
……子供の頃は少しは泳げたぞ
大人になってから水に浮かなくなってな
サイラス
……鍛えすぎだよ、オルベリク
筋肉がつきすぎて水に浮かないんだ
オルベリク
そ、そうなのか？
……で？ サイラス、お前は？
サイラス
——うん、よく聞いてくれた
私はね、どうにも歌が苦手らしい
オルベリク
……らしいとはなんだ？
サイラス
私が歌を歌うとみんなが妙な顔をする
そして、言うわけだ
『先生にも苦手なものがあるんですね』
——ってね
トレサ
む、そこまで言われるくらいなら
むしろ聞いてみたくなるわ
サイラス
なら１曲歌うかい？
苦手と言われるが歌うのは好きなんだ
（暗転）
サイラス
——どうだった？
おや、どうしたねトレサ君
オルベリク
……放っておいてやれ
自分の好奇心に後悔しているだけだ
サイラス+オルベリク+テリオン
テリオン
……この間の戦いなんだが
あれはなんだ？ サイラス
サイラス
この間の……ああ、あれか
自分の役目を果たそうとしただけだよ
テリオン
……何を言っている
お前の魔法に巻き込まれるかと思ったぞ
サイラス
それはキミが魔法に巻き込まれるような
場所にいたからだろう
テリオン
……わかった、わかった
サイラス
それを言うなら、そもそもオルベリクが
正面から突っ込みすぎなんだ
オルベリク
俺はそれ以外の戦い方は知らん
サイラス
それなら別の戦い方も覚えてくれ
魔法に巻き込まないように
気を遣うのも大変なんだよ
テリオン
（ふっ……やれやれ
こんなところでケンカか？）
オルベリク
む、そうだったのか……
しかし、敵の動きは止めないとな
俺が前に迷わず立てるのも
サイラスの魔法があってこそだ
俺の攻撃が効きにくい相手でも
魔法の威力ならば倒しきれるからな
サイラス
安心して敵と戦えるという意味では
確かにオルベリクはありがたいね
私で仕留め切れなくても
テリオンの一撃もあるしね
テリオン
（……なんだか、丸くおさまってきたな）
オルベリク
しかし、魔法はもちろん
盗賊の技というのも面白い
剣の道一筋で生きてきたが
違う強さもあるとわかった
サイラス
うん、そうだね
私も２人の技術はすごく興味深いよ
テリオン
…………
サイラス
——おや、どうした？
テリオン
オルベリク
さっきから押し黙ったまま
意見があるならぜひ聞かせてくれ
テリオン
（そうか、剣士に学者と方向性は違っても
芯の部分で生真面目な連中だったな……）
……やれやれ
サイラス+プリムロゼ+テリオン
プリムロゼ
サイラス、
あなたはもっと女心を知るべきよ
サイラス
女心？
プリムロゼ
そう。いい機会だわ
あなたに女心を教えてあげる
サイラス
あ、ああ……
（……困ったことになったぞ
テリオン）
テリオン
（……台風みたいなもんだ
覚悟を決めてありがたく拝聴しろ）
プリムロゼ
男同士が
何を視線で語り合っているの？
サイラス
いや、なんでもない
なあ、テリオン？
テリオン
……ああ
プリムロゼ
……そう？ それならいいけど
まずは先生ね
そうね、先生はあれよ
——もう少し、言葉を選びなさい
サイラス
……何か悪い言葉を使っているかな？
プリムロゼ
——逆よ、良い言葉を使いすぎ
女だって良い言葉を囁かれたら
いい気分はするけど、あなたの場合は別
意識せずに歯の浮いた台詞が
ぼろぼろと出てくるんだもの
ただでさえ顔は整っているんだから
その気もないなら期待を持たせない
サイラス
私はそんなつもりはないのだが……
テリオン
……無意識なのが問題
そういう話っぽいぞ
プリムロゼ
意中の相手に愛の言葉を語るのは
どんどんやってもいいんだけどね
言葉にしなくても伝わるはず——
男のそういう勘違いよりはマシかしら
テリオン
……どうして、俺の顔を見て言う？
プリムロゼ
あなたはそっちのタイプだからよ
本当、足して２で割ればいいのに……
うちの男連中は極端なのばっかり
サイラス+プリムロゼ+ハンイット
プリムロゼ
いい酒場ね……
落ち着くわ
サイラス
ふむ、酒も格別だね
美しい女性とだから、尚更だ
ハンイット
な、何を急に……
プリムロゼ
先生、お口が緩んでるわよ
サイラス
はて？ それは、失敬
ハンイット
なあ、プリムロゼは
酒場で踊っていたのだろう？
プリムロゼ
ええ、そうよ
ハンイット
わたしなら、人前で踊るなんて
恥ずかしいな……
だが、すこし羨ましい
上手く踊れたらきっと楽しいだろう
サイラス
プリムロゼ君の踊りは
見る者も虜にしてしまう
……魔法にかけられたようにね
とても興味深いよ
プリムロゼ
ふふ、お上手ね……
じゃ、一緒に踊りましょ？
ハンイット
えっ……
サイラス
はは、プリムロゼ君に
ご教授願えるとは光栄だね
ハンイット
うまく踊る自信がない……
プリムロゼ
あら、音楽を聴いていれば
体が自然に踊りだすわ？
うまく踊る必要なんてないの
楽しめばいいだけよ
ハンイット
そ、そういうものか……
サイラス
これは一興……
どれ、ひとつ胸を借りようか
プリムロゼ
ふふ、さあ踊りましょ！
サイラス
……っとと
こ、こうかな……
プリムロゼ
…………
ハンイット
ほっ……ほっ……
……こうか？
プリムロゼ
…………
（これは……
なんて言うか……）
（ぜ、絶望的ね……）
ハンイット
……どうだ、プリムロゼ？
プリムロゼ
え？ えっと……
そ、そうね……
飲み直しましょ！
酒場はお酒を楽しまなきゃ……
ハンイット
だ、だから言ったろう！？
サイラス
やれやれ
やっぱり餅は餅屋だね……
トレサ+オルベリク+プリムロゼ
トレサ
むむっ？
オルベリクさん、それ……
オルベリク
この腕当てがどうかしたか？
トレサ
トレサ
もしかして
すごい値打ち物かも……
オルベリク
ほう……
プリムロゼ
ふふ、鑑定というわけね？
詳しく聞かせてちょうだい
トレサ
いや……なんとなく
ただならぬものを感じただけ
プリムロゼ
あ、あらそう……
オルベリク
ふむ、これは代々
王に忠誠を誓った騎士が使ってきた物
歴戦をくぐり
千の太刀を防いだと云われる名品だ
トレサ
お……おおお～！
あたしの眼は確かだったわ！
オルベリクさん、その腕当て
あたしが買い取ります！！
オルベリク
……だがこれは戦友たちの形見でもある
悪いが、売れんな
トレサ
くうっ……！
プリムロゼ
ふふ、諦めちゃだめよ
小さな商人さん
トレサ
小さな、は余計だから！
あっ、プリムロゼさん
その首飾り……
プリムロゼ
あら、もしかして
これも値打ちものなのかしら？
トレサ
ええ……何か
並々ならぬものを感じるわ
プリムロゼさん、それ
あたしが買い取ります！！
プリムロゼ
ごめんね
これも大切な物だから……
トレサ
くうっ……！
で、出直しね……！！
トレサ+プリムロゼ+ハンイット
トレサ
ね、ハンイットさんの
ペットってかわいいよね～
ハンイット
ん？
プリムロゼ
ふふ……ほんとよね
雪豹ちゃん、かわいい
ハンイット
ああ、リンデのことか？
ペットではないぞ
相棒……みたいなものだ
プリムロゼ
あら、素敵
ハンイット
物心つく前のわたしに
ある占い師が贈ってくれたらしくて
リンデは、記憶にある限り
初めからずっと一緒なんだ
リンデとわたしは
互いのことをなんでも知っている
トレサ
へ～！
ハンイット
トレサは
動物が好きなのか？
トレサ
うん！ あたしの家では
リスを飼ってるんだよ
プリムロゼ
へえ、リスって……森の？
人になつくのね
トレサ
なつくよ～
仕入れも手伝ってくれるの
その子が選んだ木の実は
質が良くて、高く売れるんだよ！
プリムロゼ
あら、リスも商人さんなのね
かわいい
ハンイット
ふふ、かわいいな
トレサ
プリムロゼさんは、動物
飼ってたりしたことは？
プリムロゼ
う～ん、そうね
とくにはないけど……
私自身がよく
猫っぽいと言われるわ
トレサ
わ、わかる……！
したたかというか……
甘え上手というか……
ハンイット
うん、説得力があるな
プリムロゼ
あら、それ褒めてるのかしら？
トレサ+アーフェン+ハンイット
トレサ
ふんふん……
なかなかイケるわね……
このチキンはハイランド産？
焼き加減が絶妙だわ
こっちのイカはフィッシャー湾の
潮の香りが染みてるぅ～
アーフェン
ず、ずっと食ってるな
トレサのやつ……
ハンイット
ああ……小さな体のどこに
食べ物が収まっているのか……
アーフェン
そういや、ハンイットは
自分で食いもんも狩るのか？
ハンイット
ん？ そうだな
なんといっても、狩人だ
トレサ
…………
ハンイット
そういうあなたは
自分で自分の薬も作るのか？
アーフェン
はっは、そりゃあな
俺だって薬師だからな
トレサ
…………
アーフェン
だが、たまに入手が難しい
素材とかがあってよ
ハンイットが狩ってきて
くれたら楽なんだけどな
ハンイット
ふふ、狩りの腕なら
自信があるぞ？
トレサ
…………
ひらめいたわ！！
アーフェン
おわっ！？ なんだよ
急におっきい声で……
ハンイット
ひらめいた、とか言ったな
どうしたんだ、トレサ？
トレサ
ふふ……
２人とも、あたしと組まない？
アーフェン
……ん？
ハンイット
どういうことだ
トレサ？
トレサ
ハンイットさんが狩った獲物を
アーフェンが薬に調合して……
その薬をあたしが売るの！
どう！？ いい商売になるわよ
アーフェン
ほおお……
ハンイット
たしかに……
３人の長所が噛み合っているな
トレサ
でしょ？
こ、これはいけるわ……！
さっそく始めましょ！！
思い立ったが、商売日和よ！
アーフェン
う、うん
そうだな……
ハンイット
ふふ、考えておこう
トレサ
あれ？ どしたの？
いまひとつノリが……
アーフェン
ま、とりあえず
金に困ってはないし……
ハンイット
ああ、必要以上
欲しいと思わないな
トレサ
…………
ご、ご破談ね……！
オルベリク+プリムロゼ+アーフェン
オルベリク
む……
プリムロゼ
あら、オルベリク？
なんか体が重そうね……
オルベリク
無理が続いていたからな
腰が痛くてな
アーフェン
ほほう……
旦那、ちと診せてみな？
オルベリク
おお、すまない
アーフェン……
アーフェン
ふむふむ……
プリムロゼ
どう、アーフェン？
アーフェン
……こいつは
一時的なものだな
薬出しとくぜ
旦那もたまには体を労んな
オルベリク
おお、すまない……
プリムロゼ
さすが、見直したわ
……ねえ、アーフェン先生？
私も最近、肩が凝っちゃって
重いのよねえ……
アーフェン
お、任しときな、プリムロゼ！
それも薬師の出番だぜ
ほらこうやって……
揉みほぐしてよ……
プリムロゼ
ああ……気持ちいい
あ、そこそこ……
アーフェン
へへ、なんかあったら
いつでも俺に言えよな！
オルベリク
…………
（薬師は便利だな……）
プリムロゼ
（薬師って便利……）
プリムロゼ+アーフェン+テリオン
アーフェン
くうーっ
今日の酒はまた格別だな！
テリオン
おたく……
前もそう言ってたよな
アーフェン
ん？ そう？
まあ、連れと呑む酒は最高だぜ
テリオン
……そうか
悪くはないが
プリムロゼ
ふふ、楽しそう
あなたたち、お酒好きよね
アーフェン
おお、プリムロゼ！
こっち来て混ざれよ
プリムロゼ
あら、光栄だわ
お酌させてもらおうかしら
アーフェン
おっ、いいねえ！
積もる話もあるだろうし
テリオン
……悪くないな
プリムロゼ
ふふ、今日はとことん
付き合うわよ
（暗転）
アーフェン
…………
テリオン
…………
アーフェン
ぐーーっ ぐーーっ
テリオン
すー…… すー……
プリムロゼ
あら？ 寝ちゃった
疲れが溜まってたのかしら
…………
ふふ……
可愛い寝顔ね、２人とも
アーフェン+テリオン+ハンイット
アーフェン
なぁ……あんたら
手紙はマメなほうか？
テリオン
……手紙だと？
……くだらん
口で伝えた方が早い
ハンイット
わたしは書くぞ？
伝えることを整理できるしな
アーフェン
ふむふむ……
書いた手紙は自分で渡すか？
ハンイット
渡せる場所にいるのなら、そうする
自分の気持ちを伝えるのだからな
アーフェン
さすが、ハンイットだ！
これからも、そうしてくれ
テリオン
……話が見えんな
何を言いたいんだ？
アーフェン
…………
俺は昔、とんでもねえ
“しくじり”をしたことがあってな
テリオン
……ほう
アーフェン
俺がまだガキだった頃……
村に同い年のメルセデスって
女の子が住んでたんだ
ダチのゼフと３人で
よく遅くまで遊んだもんさ
ゼフと勉強で徹夜すると
焼き菓子とか差し入れてくれてよ
だがある日、その子が
遠縁の親戚に引き取られることになった
中つ海の向こう側……
次いつ会えるとも知れない遠くに
ハンイット
なんと……
アーフェン
そしたら、ゼフがな？
俺に手紙を握らせてきたんだよ
メルセデスに渡して欲しい
自分で渡すのは恥ずかしい、って
どうもあいつ……
メルセデスにホの字だったらしくて
ハンイット
ふふ、いじらしいな……
アーフェン
他でもないダチの頼みだ
俺はもちろん、手紙を受け取った
だが、メルセデスが旅立つ日
俺が手紙を持って会いに行くと……
馬車の御者が倒れたんだ
持病の発作だった
テリオン
……！
アーフェン
俺が応急の手当てをして
なんとか運転手は助かったんだ
俺は、そりゃあ嬉しかったぜ
でも……
メルセデスが
馬車から悲しそうに言った——
“ありがとう……でも
ゼフにも見送って欲しかった”って
俺はすっかり
手紙のことを忘れちまってたんだ
気づいたときには
もう馬車は見えなくなってた……
ハンイット
あっはっはっは！
テリオン
……フッ、おたくらしいな
手紙はどうなったんだ？
アーフェン
ああ、ゼフに謝って返したぜ？
詫びに、釣った川魚つけてよ
この一件から、俺が
学んだ教訓がある……
ハンイット
へえ、どんな？
アーフェン
“自分の手紙は、自分で渡せ”
テリオン
……間違いない
ハンイット
間違いないな……
オフィーリア+トレサ+オルベリク+アーフェン
トレサ
うーむ……
アーフェン
……ん？
何考えてんだ、トレサ？
トレサ
ねえ……さっき
あそこに男の人が座ってたよね？
オルベリク
ああ、いたな
オフィーリア
お寒かったのでしょうか？
マントを着込んでいました
トレサ
例えばの話よ……
あの男の人がマントを
どうしても脱ぎたがらない
そんなとき、みんななら
どうやってマントを脱がす？
アーフェン
ほほう……面白いな
とんちってやつか？
オルベリク
ふむ……そうだな
俺なら“試合”を申し込む
試合になれば、自ずと脱ぐ
それが手っ取り早いだろう
オフィーリア
ご、強引です……
男の世界ですね……！
アーフェン
はっはっは！
そんなんじゃダメだ、旦那
力でねじ伏せようとすると
人ってのは、意地になるもんだ
オルベリク
ほう……
お前ならどうする？
アーフェン
……簡単だろ
仲良くなっちまえばいいんだ
酒一杯呑めばもうダチだからな
頼みのひとつも聞くさ
オフィーリア
ふふ
アーフェンさんらしいです
アーフェン
へへ、薬師ってのは
信頼関係が基本だからよ
トレサ
ふむふむ……
オフィーリアさんなら？
オフィーリア
えっ？ わたしですか？
そ、そうですね……
マントがないとお寒そうなので
脱いでとは言えません……
アーフェン
はっはっは！
オフィーリアらしいな！
トレサ
でも、そんな気遣いをされたら
逆に話を聞いてあげたくなりそう
うんうん、なるほどね～
参考になったわ
アーフェン
トレサだったら
やっぱマントを買取るのか？
トレサ
あ、うん……それがね？
あの男の人のマント……
けっこうレア物だったんだけど
交渉したら断られちゃって
なんか他の方法がないか
考えてたとこなのよ……
よし！ 戦いを挑んで、仲良くなって
寒そうですねって気遣ってみる！
アーフェン
（…………）
オフィーリア+トレサ+プリムロゼ+ハンイット
トレサ
ねえねえ、なんか不思議よね
こうして大陸中から
仲間が集まるのってさ
ハンイット
ああ、何かの縁を感じるな
オフィーリア
ふふ、皆さんのお話
聞いてみたいです！
プリムロゼ
そうね、きっと十人十色の
語り草があるわね
トレサ
ねえねえ、地元に
どこか美味しいお店あった？
オフィーリア
わたしの故郷では
雪野菜のスープが絶品なんです
トレサ
へ～いいね！
あたし、野菜大好き！
プリムロゼ
いいわね
お肌にも良さそうじゃない
オフィーリア
ふふ、心も体も温まりますよ
トレサ
ハンイットさんはどう？
ハンイット
そうだな……わたしの故郷には
イノシシ肉を出す店があるんだ
狩ったものをすぐ丸焼きにする
あれより美味いものはないぞ
オフィーリア
ひええ、丸焼きですか……
プリムロゼ
美味しそうだけど……
デートには使いづらいわよね
ハンイット
……？
トレサ
で、デート！？
デートってのは、その……
オフィーリア
男性と女性が……
仲良くお食事したりする……ですよね
ハンイット
そ、そうなのか？
師匠となら、よく食事したぞ
プリムロゼ
…………
まさか、あなたたち……
デートしたことないの？
オフィーリア
…………
プリムロゼ
やれやれ、仕方ないわね
私がちょっと教えてあげようかしら
男ってものをね……
トレサ
おおおおおお……
待ってました！
プリムロゼ姉様！！
オフィーリア
ぜひ勉強させて
いただきたいです！
ハンイット
ふふ、ちょっと興味あるな
プリムロゼ
じゃあ、あなたたちの
好みの男を聞かせてくれない？
オフィーリア
…………！
プリムロゼ
はい、まずハンイットからね
どんな男がタイプ？
ハンイット
わたしか？ 考えたこともない
そ、そうだな……
わたしより強い男、だな
トレサ
えっ？
そ、それって……
オフィーリア
ほ、ほとんど
いらっしゃらないのでは……？
ハンイット
そうか？
プリムロゼ
あら、そうでもないわ
私思うんだけど……
男ってね、皆少しずつ弱いのよ
どこかしらね
トレサ
おおおおおお……！
さすが、プリムロゼ姉様……
言葉に深みがある！
プリムロゼ
ふふ、ありがと
トレサ
で、オフィーリアさんは
どんな人が好きなの？
オフィーリア
わたしは修道院で育ちましたので
あまり、そういうことは……
そうですね、心のお優しい方でしたら
わたしは……
プリムロゼ
ふふ、いじらしいわね
トレサ
ふむふむ、でも
もうちょっと絞りたいな
ハンイット
欲を言えば
もっと望みがあるだろう？
オフィーリア
よ、欲なんて……ありませんっ！
トレサ
でも、あえて言うなら？
オフィーリア
あえて……ですか？
そういうことなら……
思いやりや気遣いがあり
清潔な方でしょうか
それと、できれば文武両道で
常識のある方がいいです
あとは、自分に厳しく
他人に寛容だったり……
あ、わたしより上背があって
包容力もあれば、なお素敵ですね
ハンイット
…………
トレサ
……う、うん
絞られまくったね……
ハンイット
いや、そんな男も少ないぞ……
オフィーリア
ああっ……
は、恥ずかしいです……！
プリムロゼ
オフィーリア、１ついいこと
教えてあげるわ
“男に夢を見ちゃダメ”
トレサ
おおおおおおっ！
プリムロゼ姉様の金言
また、いただきました！
ハンイット
ふふ
経験に勝るものはなしだな
オフィーリア
こ、心得ましたっ！
ところで、トレサさんはどんな方が
お好きなんですか？
トレサ
へっ！？ あたし？
あたしのことはいいじゃない……
ハンイット
トレサ
オフィーリア
トレサさん
トレサ
うっ……わかったわよ
あ、あたしはそうね……
商品にクレームつけない
ような人が好き、かな……
オフィーリア
…………
ふふ
トレサさんらしいです
ハンイット
プリムロゼ、一言頼む
プリムロゼ
トレサ、いいこと？
商売から頭を離しなさい
男は金では買えないのよ
あなたの愛で手に入れるの
オフィーリア
お……おおおおおおっ！！
トレサ
べ、勉強になります……
オフィーリア
プリムロゼさんは……
経験が豊富なんですね！
ハンイット
最後に、プリムロゼのも
聞かせてくれないか
プリムロゼ
私の好みの男？
ふふ、いいわよ
それはね……
トレサ
ごくり……！
プリムロゼ
…………
あら？ お酒が切れたみたい
これでお開きね
ハンイット
…………
プリムロゼ
ふふ、残念
また話しましょ
トレサ
そ、そりゃないですよ
プリムロゼ姉様～～っ！！
サイラス+オルベリク+アーフェン+テリオン
アーフェン
よーし、エールは行き渡ったな！
サイラス
ああ、全員そろったよ
テリオン
……しかし飲み比べとはな
酒ぐらい静かに飲みたいものだが
オルベリク
そう言うな、余興だと思え
アーフェン
じゃあ、男連中の飲み比べ大会！
始めるぞ！
（暗転）
サイラス
……参った
私は抜けさせてもらおう
アーフェン
サイラス先生が
一番に脱落かー
サイラス
やはり、私は自分のペースで
楽しませてもらうよ
テリオン
（参ったと言っておいて
まだ飲むつもりか、こいつ……）
オルベリク
（酒は味を楽しみたい——
そういう性格なのだろうな）
アーフェン
しかし、みんな酒が強いなぁ
俺、村では一番だったんだぜ
テリオン
……酒に潰れる盗賊なんて
やっていけるか
オルベリク
俺も昔はよく飲まされたからな
飲み慣れれば酒にも強くなる
サイラス
……いや、酒に強くなると言っても
限度はあるぞ、限度は……
アーフェン
よし、ドンドンいくぞー！
（暗転）
テリオン
……ふう
……俺は、ここで降りる
アーフェン
へ、へへ……情けねぇな！
俺はもっと、イケルぜ……！
テリオン
……ああ、負けでいい
思った以上に強いな、お前
アーフェン
はは、まぁな！
サイラス
（……動きに支障がでない内にか
盗賊らしい判断だね）
アーフェン
さぁ、一騎打ちだぜ！
オルベリクさんよ！
オルベリク
ふふふ
——いいだろう、相手してやる
アーフェン
お、おお……っ
オルベリク
ふふふふふ……
アーフェン
（つ、強い……！
底なしかよ、オルベリク！）
（さっきからずっと笑ってやがる！
まだまだ余裕なのかよ！）
オルベリク
ふふふふふふ……
（いかん、笑い上戸が止まらん）
（飲み比べてここまで追い込まれたのは
エアハルト以来だ……あの時は負けたが）
アーフェン
（次で相手が降参しなきゃ——）
オルベリク
（——こっちの負けか……！）
テリオン
——そこまでだ
アーフェン
な、なんだ……止めてくれるなよ！
これは、男と男の意地の——
テリオン
……酒が終わったって店主が
先に音を上げた
サイラス
キミたち２人が勝者だ
おめでとう
アーフェン
し、仕方ねぇなぁ……
このぐらいで……勘弁、して……
テリオン
……落ちたか
オルベリク
ははは、は、は……
サイラス
こっちは笑いが止まらないようだね
さてさて、決着も付いたことだし
どこかで飲み直そうかな
テリオン
（……実は
こいつが一番ヤバイ奴なんじゃあ……）
サイラス+プリムロゼ+テリオン+ハンイット
プリムロゼ
リンデがいないようだけど
どうしたの？ ハンイット
ハンイット
リンデなら外に遊びに行っている
ときどき駆け回りたくなるようだ
プリムロゼ
ふふっ、そうなの
普段は大人しくて忘れそうになるけど
あの子も魔物だものね
サイラス
——それだよ
ハンイット
急に現れるな、サイラス
心臓に悪い
プリムロゼ
……それで？
何がそれなの？ 先生
サイラス
ハンイットの魔物使いの力さ
実に興味深い
機会があれば
いろいろと聞かせてもらいたいところだ
ハンイット
それは構わないが……
わたしとしては
お前たちの技術にも興味がある
プリムロゼの踊りや
サイラスの洞察力——
テリオンの盗みの技もだ
テリオン
……俺もか？
ハンイット
そうだ
あの手先の器用さは感心する
テリオン
……ただの慣れだ
サイラス
そういえば、ときどき利き手以外でも
字を書いたり、ナイフを扱っているね
プリムロゼ
もしかして、あれも訓練なの？
テリオン
……ああ
サイラス
ふむ、両手とも利き手のように使える
だからこそ指先が器用なんだね
テリオン
……プリムロゼも普段から
踊りの練習はしているだろう？
それと同じだ
ハンイット
そういえばプリムロゼは
１人でどこかに消えるが……
プリムロゼ
練習するところは
人に見せたくないの
私が人前で踊るのは
人に見せてもいいと思ったときだけよ
サイラス
プリムロゼらしい、こだわりだね
プリムロゼ
……先生は洞察力の練習とか
そういうのはするのかしら？
サイラス
私の場合、本を読んだり
人を観察して洞察力を磨いているね
この人は今どんなことを考えているのか
そういうことを想像するのが楽しいんだ
ハンイット
そういえば、この前リンデが
サイラスを警戒していたな
サイラス
なんだって？
うーむ……あれがまずかったかな？
プリムロゼ
あれ？
サイラス
ああ、リンデの生態に興味が湧いたので
この間、ずっと観察していたんだ
ハンイット
朝から晩まで……か？
サイラス
ああ
プリムロゼ
……止めてあげなさい
テリオン
……やれやれだ
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