こんにちは、ふうです!
キャラクターのアビリティの中には、BRV攻撃やHP攻撃が敵全体に分散されて攻撃するものがありますよね。
ティーダの「エナジーレイン」とか、クジャの「リングホーリー」「ホーリースター」とか。(2021/12/12時点)
敵が複数いる時、行動順が前の敵を先にブレイクしてしまって、行動順を下げることができず……

こっち先じゃな~い!!
なんて、思った経験もあるのではないでしょうか。ふうはあります。
実はこの分散攻撃、ランダムではなく決められた順番に攻撃しているので、狙って行動順が後ろの敵を先にブレイクできるのです!
というわけで、この記事では「分散する攻撃」の法則について解説していきます!
分散する攻撃の法則
「分散する攻撃」で攻撃する順番は、以下のルールに従って決められています。
- 敵全体で均等に分けられる
- ターゲットを攻撃する回数がもっとも多くなる
- 全ての敵が攻撃されるまで同じ敵を攻撃しない
- 最後の攻撃対象はターゲット
- ターゲット以外はA→B→Cの順に攻撃する
ぱっと見ても先に攻撃する対象がどいつかわかりにくいですよね。
詳しく説明していきますね!
①敵全体に均等に分けられる
まずはこれ。敵全体に均等に、です。
例としてクジャの「リングホーリー+」を見てみましょう。
- 9HIT聖属性全体魔法BRV攻撃+単体HP攻撃
- 敵の数に応じてBRV攻撃対象は分散
※2021/12/12時点
BRV攻撃は9HITです。
1体あたりのHIT数は、敵が2体なら9÷2で4.5、3体なら9÷3で3になりますね。
つまり、2体なら5HITと4HITに、3体なら3HITずつ分けられるってことです。
②ターゲットを攻撃する回数がもっとも多くなる
次。ターゲットへの攻撃回数が一番多い、です。
均等に分けられた中で一番多いHIT数がターゲットを対象とするものってことですね。
「リングホーリー+」は、敵2体は5HITと4HIT、3体は3HITずつでしたね。
敵2体の場合は5HITがターゲット、4HITがもう1体。
敵3体の場合は全ての敵の攻撃回数が同じなので、関係ないですね……。
③全ての敵が攻撃されるまで同じ敵を攻撃しない
次は、全ての敵が攻撃されるまで同じ敵は攻撃しない、ですね。
どういうことかというと……
「リングホーリー+」で敵2体の時は、ターゲット5HITでもう1体が4HITに分けられていますね。
これを、ターゲットに5HITした後にもう1体に4HIT……にはならなくて。
ターゲット→もう1体→ターゲット→もう1体……と交互になるようになっているわけです。
3体の場合も同じくターゲット→その他①→その他②→ターゲット……となります。
④最後の攻撃対象はターゲット
順番に攻撃した後、最後の攻撃はターゲットにいくようになっています。
これにより、最初に攻撃するのがターゲットなのかそうでないのか決まりますね。
「リングホーリー+」で敵2体の場合、ターゲット5HITともう1体4HITなので、ターゲットが最後ならこうなります。
- ターゲット
- もう1体
- ターゲット
- もう1体
- ターゲット
- もう1体
- ターゲット
- もう1体
- ターゲット
ターゲットを先に攻撃することが分かりましたね!
「リングホーリー+」で敵3体の場合はこう。
- ターゲット
- その他
- その他
- ターゲット
- その他
- その他
- ターゲット
- その他
- その他
ターゲットは3番目に攻撃するようです。
あとは、その他の順番の決まり方ですね。
⑤ターゲット以外はA→B→Cの順に攻撃する
ターゲット以外の攻撃順ですが、A→B→Cの順に攻撃します。
ターゲットがAならBから、ターゲットがBかCならAから攻撃するわけです。
あ、もちろん「4HIT・3HIT・3HIT」とかでターゲットの攻撃回数が一番多い場合はターゲットが先ですよ!
「リングホーリー+」で敵3体の場合を見てみましょう。
Aをターゲットにしている場合。
- B
- C
- ターゲット(A)
- B
- C
- ターゲット(A)
- B
- C
- ターゲット(A)
Bから攻撃しますね。
ターゲットがBだった場合は
- A
- C
- ターゲット(B)
- A
- C
- ターゲット(B)
- A
- C
- ターゲット(B)
です。Aから。
ターゲットがCの場合はA→B→ターゲット(C)になります。
ちょっとややこしいですが、こんな感じになっています。
以下、試してみたものです。動画じゃないのでわかりにくいですが……。

敵3体でC→B→Aの順に並んでいます。
A→B→Cの順にブレイクしたいので、Cをターゲットにすればいいですね!
Cをターゲットに「リングホーリー+」を使用してみると。

ブレイクで敵全体を遅延できて、クジャの行動順が前にきています。
ちゃんと順番通りに攻撃していますね!
ただ、敵の順番によっては、どの敵をターゲットにしても3体下げられない場合があります……。
(上記画像の条件の場合、Cを最初に攻撃する手段がないので、Cが一番後ろだと無理……など)
以上、「分散する攻撃」の法則についてでした。
わかりやすく考えると、均等に分けた時に同じ数があるならターゲットはその中で最後、なければターゲットが最初って感じでしょうか。
ちなみに、均等に分けた時に「4HIT・4HIT・3HIT」とかになった時は、ターゲットがAならBを、ターゲットがBかCならAを4HIT攻撃することになります。
特殊なアビリティについて
さて、今まではわかりやすい「リングホーリー+」を例に出していましたが、複雑なアビリティも多いです。
というわけで、いくつか解説しますね。
ケース1:ティーダの「エナジーレイン」
- 4HIT全体遠距離物理BRV攻撃+全体HP攻撃を3回行う
- 敵の数に応じてBRV攻撃対象は分散
※2021/12/12時点
……え?ぜんぜん特殊じゃない?
ま、まあ、単発HP攻撃から見れば特殊ということで……。
でも、ぱっと見難しくないですか?
HP攻撃が挟まるとどうなるんだろうって。
こういう場合、HP攻撃は関係なく、BRV攻撃のHIT数の合計で決められます。
「エナジーレイン」は4HIT×3なので、合計12HITですね。
12HITは、敵が2体でも3体でも割り切れるので、他の敵を攻撃した後にターゲットを攻撃します。
他の敵の攻撃順は通常の法則と同じです。(ターゲットがAならB、BかCならAから)
ケース2:バレットの「アンガーマックス」
- 全体遠距離物理BRV攻撃+単体HP攻撃を10回行う
- 1回目のHP攻撃の対象はターゲット、2~10回目のHP攻撃の対象は敵の数に応じて分散
※2021/12/12時点
分散するのがBRV攻撃ではなくHP攻撃のアビリティです。
でも、考え方は一緒だったりします。
1回目のHP攻撃はターゲットと指定されているので、その分を除いた9回が分散するわけですね。
敵が2体だと割り切れないので、1回目と分散最初の2回目がターゲット、次の3回目がもう1体に。
敵が3体なら割り切れるので、1回目ターゲットで、2回目はターゲットにされていないAまたはB、3回目は残りの1体で、4回目はターゲットとなります。
……まあ、HP攻撃はブレイク関係ないから、攻撃順なんてどうでもいいといえばどうでもいいんですけどー。
一番HPを減らしたい相手をターゲットにするのがいいかと思います。
ケース3:クジャの「ホーリースター」
- 2HIT聖属性魔法BRV攻撃+全体HP攻撃を7回行う
- HP攻撃毎に敵の数に応じてBRV攻撃の対象は分散
※2021/12/12時点
HP攻撃毎に攻撃の対象が変わるアビリティです。
つまり、注目すべきはBRV攻撃のHIT数ではなくて、HP攻撃の回数になります。
HP攻撃の回数分、分散するということですね。7回です。
敵が2体でも3体でも割り切れず、また、3体の時も3回・2回・2回で1体分だけ多いので、ターゲットから攻撃ですね。
そしてHP攻撃毎に対象が変わるので、ターゲットに2HITしてHP攻撃、他の敵に2HITしてHP攻撃……となります。
まとめ
今回は、「分散する攻撃」の法則についてのお話でした。
最後にまとめますね。
「分散する攻撃」の攻撃する順番は……
- 敵全体で均等に分けられる
- ターゲットを攻撃する回数がもっとも多くなる
- 全ての敵が攻撃されるまで同じ敵を攻撃しない
- 最後の攻撃対象はターゲット
- ターゲット以外はA→B→Cの順に攻撃する
※「均等に分けた時に同じ数があるならターゲットはその中で最後、なければターゲットが最初」と考えると楽かも
分散する攻撃をもっているキャラクターはほんの一部だし、ブレイクする順番やちょっとしたHPダメージ差にしか影響しなくて限定的ではありますが。
何かの役に立つ!……かも?
今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!