どうも、ふう(@huu_twi)です!
DFFオペラオムニアでは、ステータスは高ければ高いほど、与えるBRVダメージは上がるし、くらうBRVダメージは抑えられるし、もてるBRVの量が上がればHPダメージが上がりますよね。

でも、それってどういう計算をされてるんだろう?
最大BRVと初期BRVはそのままなのでわかりやすいけど、攻撃力や防御力ははっきりとはわかりません。
素直に攻撃力-防御力なんだろうか?
クリティカルはどれくらいダメージが上がってる?
気になったので検証してみました!
検証するものとその方法
- 攻撃力と防御力の計算式
- クリティカルの計算式
- ばらつきの計算式
以上の3つの計算式を検証していきます。
検証の方法は、同じ敵にひたすら「ブレイブ攻撃」でダメージを与えてデータをとって、そのデータを分析するって感じです。
検証で使用するキャラクター

攻撃役にはクラウドを選択。
武器・防具・パッシブは全て外した状態で、攻撃力は1789、防御力は2024です。
加護があるとわかりづらいので召喚獣はなし。

よろしく!何でも屋さん!
1-1(ノーマル)のゴブリンで検証

ノーマルの1-1の最初に出現するゴブリンを検証対象とします。
ひたすらブレイブ攻撃して、通常35回分、クリティカル103回分のデータをとりました!
その結果がこちら。
通常 | 1169~1192 |
クリティカル | 1461~1490 |

ブレイク中はクリティカルになるから通常が少ないね
クリティカルの計算式
通常のダメージとクリティカルのダメージを比べて、クリティカルの計算式を見つけます。
1169~1192が1461~1490だからそれっぽいのは……25%アップ?
通常の最低値の1169と最高値の1192を25%アップ=1.25倍にしてみます!
計算結果がクリティカルの最低値1461と最高値1490になれば、当たりですね。
- 最低値
-
1169×1.25=1461.25
- 最高値
-
1192×1.25=1490
ビンゴ!
クリティカルは25%アップで間違いなさそうです!
ばらつきの計算式
次はばらつきについて考えていきますね。
中心から一定の範囲内でランダムと想定して、通常ダメージが1169~1192の間だから……±1%くらい?
1169~1192の間は1192-1169で23なので、中心はその半分の±11.5の値ですね。
じゃあ、その中心1180から±1%で計算してみる。
- +1%
-
1180+1%=1191.8
- -1%
-
1180-1%=1168.2

……あれっ?
1ずつ低いですねえ……。
ということは、中心は1181かな?
- +1%
-
1181+1%=1192.81
- -1%
-
1181-1%=1169.19
うん、1169~1192で実際に与えたダメージの範囲と同じになりました!
ばらつきは±1%で間違いないです!
おまけ:クリティカル
与えたダメージの範囲…1461~1490
- +1%
-
1476+1%=1490.76
- -1%
-
1476-1%=1461.24
攻撃力と防御力の計算式がわからない
あとは、攻撃力と防御力をどういう計算式で使ってるのかだけですね!
クラウドの攻撃力は1789で与えたダメージの範囲の中心が1181だから、かなり減ってますよね。
でも最初のステージのゴブリンなんかが防御力約610もあるかしら……?
……ちょっと「防御力ダウン」を試してみよう。
パッシブ装備なしのヴァニラの「デプロテ」で「防御力ダウン中」を付与してダメージを見てみます。
ゴブリンの防御力が約610もあるならかなり変わるはず!


……ん?
1180ってことは変わってない??
もしや、ゴブリンさん、防御力0……?
……うーん、つまり攻撃力と与えたダメージの大きな差に防御力は関係ないってことかあ。
1789と1181だと2/3くらいになってる気がしますね。
-33.3%じゃなくて-34%の方が1180.74で近いから、まだなんかちょっと違う気もするけど……。
1-4(ハード)の鉄巨人で検証

ハードの1-4に出現するボス、鉄巨人でも検証してみます。
こいつなら防御力はそこそこあるでしょう。
ひたすらブレイブ攻撃して、通常30回分、クリティカル46回分のデータをとりました!
ちょっと少ないですけど、ばらつき分とれたので問題ないです。

あと、こいつヘイストで行動回数多くてちょっと面倒
通常 | 1009~1030 |
クリティカル | 1262~1287 |
ゴブリンが通常1169~1192のクリティカル1461~1490だったので、ダメージは下がってますね。
ゴブリンの防御力が0だとすると、鉄巨人の防御力は約160と計算できます。
……しかし、ヴァニラで「防御力ダウン中」を付与してみるとまったく計算が合わない。
やっぱり防御力の考え方が間違ってるってことかあ。
防御力を特定する方法を考える
ゴブリンの防御力があるのかないのかを再確認することにしました。
今回は、シンクの固有弱体効果「スタン」(20%)で行きます。

戦闘開始時からかかっていて楽なのー
結果……

び、微妙に増えてるー!?
攻撃の種類 | 弱体効果なし | スタンあり |
---|---|---|
通常 | 1169~1192 | 1173~1195 |
クリティカル | 1461~1490 | 1465~1494 |
この結果で、ゴブリンにも防御力があるのが確定しました!
そりゃそうか……。
で、ここから敵の防御力を特定する方法を考えるも浮かばず。
しかし、クラウドの防御力を操作して差を分析すればいいってことに気付きました!
そのままくらうダメージと、パッシブで防御力+60した状態でくらうダメージを比較します。
ゴブリンは1しかくらわないので鉄巨人に殴られにいく。

防御力2024 | 220~225 |
防御力2084 | 206~211 |
48回攻撃を受けた結果、こうなりました。
防御力+60してるのに、ダメージは14しか減ってないですね。

およそ1/4かあ…
攻撃力と防御力の計算式
攻撃力も、敵の防御力を特定するより防御力と同じくパッシブで操作して差を見た方が確実ですね。
パッシブで攻撃力+72した状態で鉄巨人を攻撃してくる!
通常26回分、クリティカル48回分のデータがとれました。
攻撃の種類 | 攻撃力1789 | 攻撃力1861 |
---|---|---|
通常 | 1009~1030 | 1057~1078 |
クリティカル | 1262~1287 | 1322~1348 |
攻撃力+72で通常は48、クリティカルでは61増えてますね。
やっぱり2/3かなあ。
では、攻撃力と防御力のパッシブと実際のダメージの差を計算して謎の補正を確かめます。
攻撃力が2/3、防御力がおよそ1/4と予想しましたが……。
- 攻撃力+72でダメージ+48
-
48÷72=0.6666…
- 防御力+60でダメージ-14
-
14÷60=0.2333…
攻撃力が-33%、防御力が-77%くらいカットされてますね!

防御力は2/9だったか…
そしてこの計算結果で、攻撃側と防御側両方の計算方法が確定!
というわけで、攻撃力と防御力の計算式は
(攻撃力×0.6666…)-(防御力×0.2333…)
……となります。
小数点以下のどこまで含めればいいのか、切り捨てするのか切り上げするのかはちょっとわかりません……。
2020/10/28追記
ステータスの強化効果と弱体効果を検証していたら、×0.6667と0.2223で計算しないとズレが発生することがわかりました。
まとめ
- 攻撃力と防御力の計算式
-
(攻撃力×0.666…)-(防御力×0.2333…)
- クリティカルの計算式
-
攻撃力と防御力の計算後×1.25
- ばらつきの計算式
-
全て計算後に±1%の間でランダム
ダメージの基本の計算式の検証結果はこうなりました。
……攻撃力と防御力、ぜんぜんステータスの値と違いましたね。
これに辿りつくまでかなり迷走しましたが、答えが合っていた時の気持ちよさは最高ですねー!
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